凸版印刷と大日本印刷の比較

少し前にラクスルという会社のサービスを使いました。

印刷やポスティング等を行ってくれるサービスです。

ビックリするくらい低価格です。

場所によって異なりますが、新大阪駅付近だと約2,000部の印刷とポスティングで約22,000円です。

印刷の単価が4.0円でポスティングの単価は6.8円です。

 

この印刷単価が安いのか高いのかは分かりませんが、僕は安いなと感じました。

 

印刷単価の下落は印刷を主たる事業として行っている会社の業績がどうなっているのか気になったので、印刷業界を代表する2社の業績等を比較してみました。

 

まずは会社説明から

凸版印刷

企業名:凸版印刷

HP:http://www.toppan.co.jp/

従業員数:単体で約9,000人

     連結で約49,000人

     (2015年3月末時点)

大日本印刷

企業名:大日本印刷

HP:http://www.dnp.co.jp/

従業員数:単体で約10,700人

     連結で約39,000人

     (2015年3月末時点)

 

売上・売上原価・販管費

平成27年第3四半期報告書を基にグラフを作成しています。

なので、業績は9ヶ月分の累計です。

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※単位:百万円

《凸版》

売上          1,091,580百万円      

売上原価      901,783百万円        

販管費         163,737百万円

 

《大日本》    

売上         1,090,163百万円      

売上原価     879,233百万円        

販管費        178,839百万円

 

ほとんど同じ( ̄□ ̄;)

売上は凸版印刷の方が1,417百万円高く、売上原価も凸版印刷の方が22,550百万円高く、販管費は大日本印刷の方が15,102百万円高い。

 

どちらの企業も売上に対する売上原価の割合は約80%です。

販管費を合わせると、約97%です。

売上の絶対額が大きいからこれだけ原価率が高くても会社を経営していくことができるけど、少しでも業績が落ちるとかなり厳しいと思います。

 

インターネット広告等のデジタルメディアが拡大する一方、雑誌や書籍などのペーパーメディアの縮小傾向や競争激化による単価の下落などにより、全体を通して厳しい経営状況となっております。

 

hontoという電子書籍・ポイントサービスは大日本印刷が提供しているサービスなんですね。

僕はよくジュンク堂書店を利用するので、hontoのポイントカードをよく使います。

ただ、電子書籍はほとんど購入しないので、hontoの電子書籍のサービスはほとんど使っていません。

凸版印刷ではBookLiveという電子書籍のサービスを提供しているそうです。

電子書籍そのものの業績は分かりませんが、大日本印刷のイメージングコミュニケーション事業は売上約6,000億で営業利益は190億で好調です。

 

利益

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※単位:百万円

《凸版》

売上総利益   189,797百万円        

営業利益      26,060百万円      

経常利益      28,023百万円        

税引後当純  17,873百万円

  

《大日本》    

売上総利益    210,930百万円        

営業利益      32,090百万円      

経常利益      39,472百万円        

税引後当純     28,022百万円

 

 売上は凸版より大日本の方が高かったのですが、売上原価が大日本の方が低かったので、利益は大日本の方が高くなっています。

 

 

現預金

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※単位:百万円

《凸版》    

現金預金   194,117百万円

 

《大日本》    

現金預金   145,773百万円

 

 四半期報告書ではキャッシュフロー計算書を省略することができるので、現金の動きは分かりません。

 

最後に

企業の業績の比較をする能力を向上させるために、業績比較の記事を書いています。

なので、現時点ではただ売上等の数字を比較するだけの、低レベルな分析記事になっています。

今後もっと質の高い記事を書いていくので、よろしくお願いします!!